音が小さくならないように

深夜の肥溜めです

音楽について考えるとは?

 お久しぶりです。今﨑ソラです。よろしく。

 

 昨日ちょっと考えさせられる事があったのでつらつらと書いていきます。何かっていうと、ある音楽関係者がツイッターに「必死で売れるために頑張ってるバンドマンは見てて悲しい」っていうツイートをしてた事に対してです。

 

 まず僕が違和感を覚えたのは以下の点です。

 

「売れるために頑張るのは間違いなのか?」

 

 「売れるため」というワードが争点でした。僕は4月に僕以外のメンバーが全員抜けて、6月末までは全部弾き語りでライブをしてます。ブッキングの連絡から物販の準備から最後まで全部一人でしてました。自ずと「どうやったらもっと届ける事ができるだろう」っていうことを常に考える事になります。それプラス僕はメンバー探してるのでいろんな人と出会う意味も含めて「名を売りたい」っていう考えも出てきます。その結果として計画的に活動をするという事は必然だと思ったわけです。

 

 その音楽関係者の方の論は「音楽をやりたいバンドと音楽で売れるためのバンドでは音楽の届き方が全然違う」というもので、売れるために曲を書いたり活動をしてる強かなバンドには心動かされないよねという論。いや、勿論わかります。ものすごく。音楽をしたいっていう強い気持ちから産まれる曲はかっこいいのはそうだと思います。滋賀のバンドって周りに流されないですし、シーンがしっかりしてるのはそういうバンドが多いからですよ。

 

 じゃあその曲をどう売っていくかを考えるのも必然だと思うわけです。おそらくここの感覚がずれてたので言い合いになったんだと感じています。

 

「売れるために頑張るのは間違いなのか?」

  

 違和感の部分です。 自分の作った音楽は色々な人に届くのが好ましいです。それは広義で言えば「売れるため」でもあるかもしれないです。当たり前ですけど別にお金がたくさん欲しいとか、かわいい女の人抱きたいでもないです。「売れる」っていう1つのステータスは多くの人に届いているっていう指標になると思うので、それに向けて活動することは間違いではないと思います。勿論全体として「音楽をやりたい強い気持ち」があることを大前提として。

 

 音楽をやりたい強い気持ちだけで音楽するんやったら一人か何人かで山に篭って演奏してたら良いと思うんですよね。(海外のポストロックバンドの制作期間割とそんな感じらしいですが)僕も一時期内省的すぎる時期があったので強くは言えないんですが、お客さんの事考えたりしてると身の振り方とかは自ずと考えると思うんですよ。何も考えずに活動するのにライブハウスに出るって矛盾してませんか?音楽やりたいだけならライブハウス出るのって最初は正直お金もかかるし意味ないと思うんですが…

 

 でも僕は自分の音楽をより多くのお客さんに届けるために、それこそ「売れるため」に音楽活動をしてます。ライブハウスにいます。

 

 多分間違いじゃないですし、それで音楽性が変わってしまってる事もないです。ってか全部自分らしい歌ですし曲です。

 

 嘘かほんとかはライブ見てくれたらわかると思います。まだまだ前に進まないといけないです。ひたすらに。

 

 音が小さくならないように。